折り紙だけど、
ちょっとユニークな折り紙を入荷しました。
おりがみユニットcochae(コチャエ)が手掛けたものです。
↑完成した折り紙と折る前の折り紙ですが、折る過程で
扇子になり、
おかめになり、これに一折りすると
完成形の福助になります。
その他、この古典シリーズには
7種類(福助+兜、蛙、鳥、亀、鶴、蝉)もの折り紙が各3枚づつはいっているんで、
子供に限らず大人でも
いろんなカタチを発見しお楽しめいただけます。
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ちなみに、
この折り紙とはまったく関係のない話のように思われますが、
折り紙ユニットcochaeの一人軸原さんが発起人として参加された
『粟津潔デザイン図柄』(青幻舎)を読み、
完全にまいってしまった!粟津潔さんの作品をつい先日みにいってきました。
粟津潔さんは60、70年代、
雑誌「季刊フィルム」のデザイン、
マクルーハン、ジャン・コクトー、「血と薔薇」といった著名な文学作品の装丁や、
ゴダールの映画『中国女』のポスターなど
海外のサブカルチャーに馴染み深く、
また、その周辺のデザインを多く手掛けられています。
日本では、映画『砂の女』のポスター、タイトルバックなんかがあります。
かわったところで、不条理マンガをガロで描いていました。
その粟津潔作品が一挙展示されているという川崎美術館にていったわけですが、
幸運にも、
軸原さんたちが催していた折り紙のワークショップに遭遇。
鼻息荒げで参加することになりました。
こうして、軸原さんと、cochaeのメンバーのもう一人、武田さんの指導のもと、
老若男女交えて、折り紙大会がはじまり、
中でも一枚のおりがみからたくさんの顔がうまれる「ファニーフェイス」が
大いに盛り上がりました。
折る前からすでにおもしろ顔です。
子供も
大人も
はまりまくり
みんなで作った完成版ファニーフェイス。
一番右で上がワタシの作品。
出来栄えは・・・新しい!と褒めていただき、
めっちゃうれしくなりましたが
cochaeの武田さんの作をみて力の差を痛感。
それと、このファニーフェイスの折り紙は、
通常の折り紙より質が硬く、
はて?と思っていましたが、
出来上がってみて、その折り紙の硬さに納得。
この硬さが立体感に一役かってます。
他にも、cochaeの折り紙はたくさんの種類があります。
妖怪。立ち姿が真剣でなく、とぼけていて絶妙でした。
そして、cochaeは、
今、モナリザ×折り紙で、なにやら新しく試されているようです。
ニヒルなモナリザやほくそえむモナリザがたくさん
これらは、
「折り紙で楽しむルーヴル美術館」にて
コラボレーション作品として展示してあるそうです。
今日のおもしろ雑貨、終わり。