本日で”出張!谷根千おしょくじ”が終了しました。
“おしょくじ”とは、食べることの動詞ではなく…
おみくじのようにおみくじ箱から引くくじのこと。
そこには、谷根千エリアのお食事処情報が記載されていて
場所によっては、コーヒーやデザートのサービスがついたりと
特典=おまけも充実。時には店主の笑顔が特典だったりとユニークです。
そのゆるさが商業商業してなくて、好感度大で
グルナビでもなくホットペッパーでもない地域密着型クーポンと
勝手に呼称していました。
もちろん、これらの特典はご近所の主婦のみなさまに好評を博していたのですが、
“おしょくじ”の醍醐味はまた別にも。
くじの仕掛けが凝っていることが
引く体験者にワクワク感をプレゼントするというか、
本当のくじみたいな内容が面白可笑しく読ませてくれます。
くじを引いたお客さんには、「私くじ運いいから!」と意気込む方もいらっしゃいましたが、
「あー当たりとか外れとかないじゃん!」とつっこみを入れて
ニコニコされて帰って行かれました。
本当の神社に置いているような木でできたおみくじの箱や、
その穴からでてきたくじ番号は、箸の棒に書かれていたりと、
「食事」と「くじ」をミックスさせる演出も非常に細かいです。
もっとも、紙でできたくじは、おかもちに保管されていて、
「まいどー」と言わんばかりに、そこから番号を参照して出します。
どのお客さんもその過程を面白がってくださりました。
この”おしょくじ”、三宅航太郎さんという方がはじめたのそうで、
向島を拠点として”おしょくじ”の良い意味のフランチャイズとして、
“谷根千おしょくじ”が最近活動をはじめたようです。
谷根千エリアに住む娘たち、吉田さんを筆頭に、カメラマンの岡村さん、ライターの吉田さんを
中心に運営されているようです。
二人は普段はサラリーマンで忙しいなか、谷根千エリアのお店に営業して呼びかけ、
その結果、くじになった協力店も充実の数。
今では40近くの店が参加されています。
そんな”谷根千おしょくじ”をおかりして
一月中東京キッチュの店頭に置かせていただいたのですが、
期間中、たくさんの方に引いていただき、こちらも楽しい思いができました。
この場をかりて、本当にありがとうございました。
谷根千おしょくじはこちら
http://yanesenoshokuji.com/
出張おしょくじの様子はこちらからもご覧いただけます。
http://yanesenoshokuji.com/wp/?p=298
吉田さんにあめ細工吉原で作っていただいた、
愛犬”まめ”の飴。