カテゴリー別アーカイブ: おもしろ雑貨

USBあったか手袋 なにもそこまで・・・

まだワタシがOLだったころ
買おうかすごく迷った商品を勝手に紹介します。

「USBあったか手袋♪」

photo01.jpg
(↑レアモノショップさんより転載)

パソコンをさわっていると
指先が冷たくかじかんで、
思うようにタイピングできないことって
誰でも一度や二度、経験したことありますよね。

そんな心配はもういらない!

寒さに弱いOLの味方。

USBあったか手袋 ♪

photo03.jpg

(↑レアモノショップさんより転載)

の登場

でした。ちゃんちゃん。

なんだかUSBから電気もらって、
パワーアップできそう。
“着用”というより、
機械っぽく”装着”という言葉が似合いますよね。

photo05.jpg

↑女性版は意外とかわいいですよね。
子供のころを思い出しました。

商品の詳細はこちらレアモノショップさんのところでどうぞ。

shop_banner.gif

刑務所良品 Made In PRISON

TOKYO STYLE (ちくま文庫)』や『ラブホテル―Satellite of LOVE (アスペクトライトボックス・シリーズ) (ASPECT LIGHTBOXシリーズ)』などで知られる
都築響一が2008年に出した写真集『刑務所良品―Made in PRISON (アスペクトライトボックス・シリーズ)』からおもしろ雑貨をご紹介。

と、その前にこの本のタイトル「刑務所良品」とは、
文字通り刑務所内で受刑者によって作られた製品を指し、
実際に販売されています。
要は受刑者が出所した後、
手に職をもっていれば社会復帰したとき困らないのと、
ここで得た収入がしばらくの生活の支えになるということの二点が
作業所の存在する主な理由だと思うのだけど、
この本は、刑務所で作られた製品をまるでカタログのように
物欲を煽るつくりになってます。(なにか欲しいものはないかな?っと!)

トリオフォーの山下さんに教えてもらった
中山憲治の著書『馬券偽造師―夢の万馬券を手に入れた男』の中で、
実体験としての
刑務所作業製品(キャピック)のよさについてふれてあったことを思い出しました。
「デザインは・・・正直いまいちだけど、質はすごくよい!」ということが
レポートされていたと記憶しています。
ワタシも刑務所作業製品が展示・販売される横浜刑務所にいってきて
確かな品質を目の当たりにしました。
デザイン性をそんなに要求しない本棚などであれば
無印良品やIKEAなどで買うより絶対お得だと思います。

その展示ルームでもっとも気になったのがコレ。

maekake.jpg
(↑写真は?CAPIC e-shop?より転載させていただいてます。)

函館の少年刑務所で作られたという

前掛け

しっかりした素材。
おまけにリバーシブルとキタ。

『出没!アド街ック天国』でも薬丸印の新名物として、
取り上げられたそうです。

それで、肝心のデザインというと、
ロゴのような「獄」が中央に位置し、
その両脇に「本日開監」「創業明治弐年」、
下には「PRISON」と英語表記があります。
もっとも注目なのは、
一番上の「はこだて」の頭についた読めない造語。

hako.gif

まるで受刑者を函館の函(はこ)で囲っているようで、
誰かが工夫した痕跡の残るキッチュになっていると思います。

東京キッチュで取り扱えないものかと、
メールを出してみたのですが、
「PRISON」と書いてあるにもかかわらず、
輸出っぽいことはダメということで残念な結果に終わりました。
(ということは、この「PRISON」という表記、日本人の英語への憧れが照らされるナイスナンセンスということ・・・か・・・。)

この商品はコチラで買えます。
CAPIC e-shop >>

それにしても
都築響一はラブホテルといいい、刑務所といい
日のあたらない側面を照らす名手だと思います。

刑務所良品―Made in PRISON (アスペクトライトボックス・シリーズ)

shop_banner.gif

サーモグラフィーセーターで越冬&今日のわんこThermographic Sweater & Today's Sweet Dog


本日のおもしろプレゼントは
多摩美で開催されたMAKEのイベントにいってみつけました。

DCF_0008.jpg

「サーモグラフィーセーター」

@nifty:デイリーポータル Zさんのブースに展示されていました。
これなら寒い冬ものりきれそう!!&メリークリスマス!!

サーモグラフィーセーターの詳細はこっち

そして、ぎろっぽんで
こんな拾い物をしてしまいました。

DCF_0028.jpg

もちろん、警察に預けにゆきましたが、
その道程、
小学校の時に飼っていたチロにそっくりな豆柴だったことも加担して
この犬を連れて六本木を闊歩していると、
まるで犬を飼っているような・・・
まるで自分の愛犬を散歩をしているような・・・
夢のような甘い時間をすごすことができました。

犬といえば、
毎朝、目覚ましテレビ(フジテレビ)の一コーナー「きょうのわんこ」をみるために7:50に起きます。
でも、好みの犬でないと、そのまま寝てしまいがち。
だから、
一日のスタートは
まさにこの「きょうのわんこ」の犬にかかっているといっても過言ではありません。

ともあれ、
飼い主みつかってよかったワン

今日の日記、終わり

shop_banner.gif

おもしろ土産 名古屋名物[シャチボン]

shatibon.jpg

↑写真はラブラブ シャチボン スペシャル!

ワタシと同じ岡山出身の軸原※1さん、
山下さん大谷さん※2、
ワークスコーポレーション大内さん※3と、クスールの塾長※4で
限界芸術ならぬ宴会芸術論が
昨晩、アカチョー※5にてあつく交わされました。

nomi.jpg

↑メニューを探るお三方。

なんと、円盤ジャンボリーの田口さんもいらっしゃった!
田口さんは
なんでも無料でダウンロードできる便利なご時世、
レコードの絵柄に魅了され続け、
所持したレコードの数ははかり知れず、
重さで6トン所持しているらしい。(というエピード)

その他、話をした内容のメモ

・今の小学生ぐらいのメディアトラウマになる可能性のあるウェブはあるのか?
・ネット生放送のつかいかた
・自己顕示欲だけではないウェブづくり
・出尽くした物語よりその過程にウマミあり
・ナガイがおもしろ。(by大谷さん)
・ノンフィクションな感じに裏打ちされた映像を広告として使う

その他、盛りだくさんの内容でした。

さて、
先週から今週にかけて
いろんな人と知り合いました。
憧れのIAMASにも遊びにゆき、
d.v.dのライブをみて、この世におもいのこすことなからん!

ということはなく
名古屋土産[シャチボン]食べて
人生に気合をいれなおします。

shatibon.jpg

※1: cochae 折り紙作家、兼デザイナー 粟津潔の本などを編集されている
※2: トリオフォー
※3: 変わり本を出し続けるキャリアウーマン。公私混同でお世話になります!
※4: 旦那
※5:   高円寺にあるナンバーワンに安い居酒屋 赤提灯

shop_banner.gif

佐藤修悦DVDと高柳昌行CDとパク・ヨンハのサイン

ここ最近いただいたプレゼント三品について
感謝の気持ちをこめて書き記し日記とさせていただきますデス。

●トリオフォーの佐藤修悦DVD

satou.jpg

ガムテーム文字で一躍有名になった佐藤修悦さんの才能を見出し、
その模様をドキュメンタリーとして、YouTubeで配信したのがこのDVDに収録されている。
映像の開始はトリオフォーメンバーでインタビューアーである山下陽光さんのある興味からはじまる。
新宿の駅構内でよく見かける、
改札口などの方向を指し示す誘導文字。
その大きく書かれた黒や赤の文字に、
普通の人なら見過ごしてしまうはずのところを、
山下さんはなみなみならぬ考察力をもって”発見”してしまった!
そのクオリティーの高い文字は近づいてよーくみるとガムテープでできていたのだ。
そこから、山下さんを含めたトリオフォーの
これらのガムテープ文字をつくった”犯人”探しがはじまる。
インターネット検索で情報収集。
実際にいると思われる場所の見込みをたてて聞き込み。
文字の作者が
JRの駅工事で警備員をしている佐藤修悦さんだと確信にいたるまでがこの映像の前半となる。
あとは、実際に佐藤修悦さんが、
トリオフォーの企画したイベントに登場し(満を持しての登場は神サマっぽさが付帯する)
ガムテープで、大きな看板に文字作りの実演をはさんで、
最終的には佐藤さんの文字(ゴシック体)に対する偏愛がとくとくと語られるのだった。

大阪人の誇る番組「探偵ナイトスクープ」の企画にも似ていて
佐藤修悦さんの発見・出会いがじんわりと感動を呼び込む。

このトリオフォープレゼンツの映像に出会ってYouTubeが俄然おもしろくなった。
昔懐かしい映像をみるのや、みたかった番組や好きなミュージッククリップを
ただただ流しみるのとはだいぶ違う何かがあったように感じたため。
たぶんその違いって、
作り手であるトリオフォーがYouTubeを使うことに自覚的で、
現に”YOUTUBE発”(通常は反対かな)って書かれているところからもうかがい知ることができるけど、
そんな作者の意図が映像編集なんかにちゃんと示され、
無個性ではなく個性をもった映像、つまり作家のいる映像と把握できるためだと思う。
それと、佐藤修悦さんの発見はトリオフォーのメンバーにしかできず
たぶんそれがトリオフォーの唯一無二の個性となっていることも含めて。
それで
この映像をみた人たちって
佐藤修悦さん、スゲーっ!!となるのだけど、
作品として見はじめるから、作家の方の
トリオフォーって何者??と記憶に残るのだと思う。

このDVDは
そんなオモシロ人間たちの屯する集団トリオフォーのメンバーのうち、
山下光陽さん(映像では企画発起人、インタビュアー)と大谷さん(撮影、映像編集)と
兼ねてからファンということで
高円寺は一般庶民の味方、
安くてすんごいうまいわけではない「あかちょうちん」にて
幸運にも一緒にのめる機会があり、
その際いただいたものなんです。
テレビ画面のサイズもそうだけど、
高解像度でみることができて
改めて楽しめました。

残念ながら佐藤修悦さんを追ったこの映像は、
YouTubeではみれず今はDVDのみでみれます。
1,000円と安いのでお得。
山下さんの営んでいる高円寺の古着屋「素人の乱」でも購入できるようです。
そういえば、
古着屋といえば、一見いらないモノ=ガラクタの集積場所ですが、
その埋もれたガラクタが新しい使用者によって輝きを取り戻すことが、
修悦さんの発掘にもなんとなく被さってこの古着屋を営む山下さんの存在を頷くことができました。

>> 佐藤修悦DVD

●高柳昌行さんのCD [three improvised variations on a theme of qadhafi]

cd_takayanagi.gif


ギターの轟音、不可解な電子音、
エネルギーあふれる演奏に度肝をぬかれました。
特に三曲目。
ぽっかりあいたマンホールから
この世の人を引きずりこむような
映画でいうなら、恐怖映画をみる感覚に近いと思いました・・・

と、稚拙な感想文を
高柳昌行さんのCDをたくさん出しているレーベル「JINYA DISC」の斉藤さんへ
送ったところ以下のお返事をいただきました。

高柳さんの音が死後20年近くたって聴く世代、
向かい合える世代が
来た事を本当に嬉しく思ってます・・・

・・・高柳をたくさんの事を伝える為にあらゆる方法を試みました。
伝えたかったのは、命の流れと人間のヒステリズム、あさましく
醜い人間をえぐり出しながら、完璧な理想を追求した人です・・・

そっか。
自分の感じた怖さって
高柳さんの目指すところの人間の醜さがワタシに照りあって、
骨の髄まで浸透してくる。そんな感じに恐れおののいたのだと。しかもそれが音楽で!
ちなみに、「JINYA  DISC」に掲載されていた高柳昌行の著書『汎音楽論集』の一部を読んでも同じようにおそろしい気分になりました。(文章がかっこいい!)

ジム・オルークが[theme of qadhafi]でレビューしていた内容は
もっぱら高柳昌行のツールの使い方が新しく飽くなき探求がすごい!ということでしたが
耳の肥えたギタリストといったミュージシャンなら
この新しい試みに耳を傾けることが醍醐味なのではとも思います。

先にも書きましたが
この[theme of qadhafi]のCDは
斉藤さんが立ち上げたレーベル「JINYA DISC」で扱われています。
さらに高柳昌行の聞き方までiTuneにて指南されています!

詳細はJINYA DISCへ

●パク・ヨンハのサイン色紙

sign.jpg

沖縄最終日、前日の飲み会にて、
パク・ヨンハの元ファンで現おトモダチの野沢さんと知り合いになることができて
エピソードなどをたくさんうかがうことができました。
パク・ヨンハはワタシの母がダイスキでトキメキなので
その旨伝えると、
今は野沢さんはジダン(サッカーの)にはまっているとのことで、
秘宝のヨンハさまサインをいただけるとのことでした。
正直、その晩は酩酊していてほぼ忘れかけていたのですが、
パク・ヨンハを野沢さんの苗字の前につけ、
枕詞のように連呼していたのだけは記憶にありました。
東京に戻ってきて、
まるっと忘れていたのですが
沖縄からKuruKuru事務所に小包が届き、
パク・ヨンハの色紙を確認したときは思わぬプレゼントにおどろきました。
野沢さんは約束を果たす、いさぎよい女性です。
野沢さんを鏡としてがんばって生きていこうとおもいます。
ありがとう。野沢さん。サランヘヨ。野沢さん。

ヨシ、次はジダンもらうぞ!母ジダンすきになれ!

以上、最近いただいたうれしいプレゼント、三品でした。

今日の日記終わり

おもしろプレゼント 珊瑚のペン&沖縄一日目

Kurukuruメンバーと10月16日から23日まで旅行に行ってきた。
沖縄本島と本島からフェリーで一時間半ほどの距離にある阿嘉島へ7泊8日の旅行。

旅の内訳は以下とな-る。

16日
午前10時ごろ羽田に集合。
クスールの尾崎さんとその尾崎さんと同じ会社の
加賀谷さんのトモダチが後で合流するので、
その二人をのぞく12名が沖縄に向けていざ出発。
機内ではピクルスの山下さんの後部シートに座る。
山下さんは上陸時に、
しきりに座席近くにある、ありとあらゆるものを掴んで、
ありえない墜落の恐怖から必死に逃れようとしていた。

その様子を見て
特に喜んでいたのは、
前日の酒が残っているという若干陽気なピクルスのコーイさんでした。
ちなみにコーイさんは剣道のできる日本人です。Flashもできちゃいます。

重厚でいかにも高そうなハーバービューホテルに到着。
じゃなくて、そのハーバービューホテルがみえるハーバービューマンションがワタシたちの泊まる宿。
到着後、おのおのの時間を楽しむ。

ワタシとのんびりデザインの荻原さんと山下さんとピクルスのニューカマーことササエさんで
沖縄らしい食事を求めて、
間違って牛丼屋に入る。

普通に牛丼。

そのあと、オモシロ土産がないか、一人で国際通りをねり歩く。

どの店にいってもだいたい同じものばかりが売られているのだけど、
店頭は、シーサー、石敢富(いしがんとう)、
三味線、ビーチサンダル、ゴーヤ、珊瑚や貝といった
カラフルな沖縄色で飾られていました。

その他、男根付きの灰皿を売っている店も発見(笑)。
たとえタバコは男性の象徴なんだ!といわれたとしても、
まったくこの組み合わせに対する見識をもっておらず、
ともあれ、お土産屋街で発展している所には
熱海の秘宝館さながら、かなりの確立で下ネタグッツが売られているのだなぁとフムフム思った。

このキワモノはさすがに買いたくなかったので、
違うナイスなイヤゲもの購入。そしてご紹介。

a.jpg

コーラルペン。
珊瑚をまとったペンです。

キャップを外すと

b.jpg

ペンが現れます。

あまりにもナイスなので
お土産にするのを急遽やめ、我が物にしてしまいました。

ウェブで検索してみましたがネット販売はみつからず、
沖縄限定のようでした。

さらに、
本商品をお買い上げいただくと、
美ら海(ちゅらうみ)をオニヒトデから守るために募金される、とのこと。
実に、ほんものの珊瑚と見間違うぐらいそっくりです。
どんだけそっくりかっていうと、
手持ち無沙汰にこのコーラルペンを握っていたところ、

「珊瑚を海からとってきたのか?お守りなのか?」と尋問され(あたまうったの?的な)

想わぬ効果をもたらしてくれました。

沖縄から戻った後日談ですが
アクセサリー作家、cuoolの藤平さん。
このペンを一瞥してステキ-♪おもしろい-♪と、
褒めてくださったのはいいのですが、
そのあと続けて、

サボテン-♪

とおっしゃいましたね。

これは

珊瑚です。

ちなみに藤平さんは発想豊かな方で
あやとりアクセサリーなるものをつくっています。

沖縄一日目の日記、終わり。(続く予定)